羽毛布団のリフォームについて
羽毛布団のリフォームについて、どうすべきかというのを考えたことはありますか?
保温力の優れた羽毛布団は、高価でもあるので長く使いたいですね。
そのためには、適切な時期にリフォームすることが必要です。
しかし、安易にリフォームすると寝心地が悪くなったり、羽毛布団の機能を低下させる可能性があります。
今回は、羽毛布団のリフォームについてお伝えします。
羽毛布団をリフォームする時期(目安と見分けるポイント)
羽毛布団をリフォームする時期の目安と見分けるポイントについてお伝えしましょう。
一般的に、羽毛布団の寿命は15〜20年とされています。
これは、羽毛布団の中に充填されているダウンボールやスモールフェザーのの寿命と考えられます。
したがって、15〜20年使い続けた羽毛布団は、リフォームには向かないといえます。
羽毛布団を5〜7年以上使っている場合は、リフォームを考えてもよいと思います。
ただし、羽毛布団の状態によってはリフォーム料金が高くなり、新しく買い替えるほうがお得になる場合もあります。
羽毛布団をリフォームする目安となるポイント
- 側生地が汚れている(中のダウンも汚れている可能性がある)
- 側生地の破損(ダウンが飛び出してしまう)
- 膨らみ方が弱くなった(中のダウンの汚れやヘタリがある)
- 一部のキルトのブロックが膨らまない(その部分のダウンの汚れやヘタリがある)
羽毛布団をリフォームする際の業者の選び方と注意点
羽毛布団のリフォームは、ネットからの注文でも出来ます。
しかし、依頼した業者が、羽毛布団をどのようにリフォームするかを明らかにしていない場があります。
リフォームの価格だけでリフォーム業者を選ぶと、仕上がり後に後悔する可能性もあります。
羽毛布団をリフォームする際の業者の選び方
羽毛布団を購入したのが寝具や布団の専門店ならば、その店に相談してみましょう。
信頼できるリフォーム業者を紹介してくれると思います。
日本羽毛製品協同組合のホームページでは、羽毛布団のリフォーム認定工場を掲載しています。
指定工場なら、リフォームをお願いするのも安心です。
- 側生地の素材や織り方
- キルティングの方法
- 羽毛布団やダウンの洗浄方法
- どのくらいのダウンパワーのダウンを足し毛するか
- 足し毛のダウンとスモールフェザーの割合
- サイズ変更はできるか
- ダウンボールの状態によりリフォームできないこと
これらの項目を明記している業者を選べば、仕上がりが想像以上に悪いということが避けられるでしょう。
羽毛布団は使う人の体質によって、ダメージの度合いが変わります。
羽毛布団の状態を見て、信頼のおける業者にリフォームしてもらいましょう。